画像エリア

画像エリアはWebLinkが主に焦点を合わせるエリアです。このエリアはリーダの視野中で現在表示されている部分であり、画像コントロールツールが利用できます。

 

デバイスコントロール ツールバー

デバイスコントロールボタンを使用すると、 複数のトリガを有効または無効にしたり、画像エリアから直接、カメラのデコード処理が設定できます。

 

 

読み取りサイクルの開始

カメラの読み取りサイクルを開始します。

 

 

 

読み取りサイクルの停止

カメラの読み取りサイクルを停止します。

 

 
リーダに読み取り実行コマンドを送信

リーダに読み取り実行コマンドを送信します。

 

 

 

部分取り込み設定(WOI を調節)

画像エリアインタフェースから直接、部分取り込み設定(WOI)を定義することができます。

 

注意:自動測光を有効にしたSXGAリーダを使用する場合、部分取り込み設定(WOI)の幅は640未満に設定することはできません。

 

 

自動測光オン

自動測光をオンにします。自動測光をオンにすると、セットアップインタフェース取得セクションで定義されたカメラの自動測光設定が、画像に適用されます。

 

リーダがトリガモードで自動測光がオンになっていると、次回取得される画像に対して、最良の露光時間ゲインが設定されます。自動測光機能は、単発読み取りモードと、連続読み取りモードやプレゼンテーションモードで異なります。単発読み取りモードで自動測光がオンになっていると、1回のみの設定になります。連続読み取りまたはプレゼンテーションモードでは、トリガごとに露光時間とゲインは動的に調整されません。

 

連続読み取りモードまたはプレゼンテーションモードになっているリーダで自動測光ボタンをクリックすると、ボタンを再度押して自動測光をオフにするまで、リーダは最適な自己調整測光とフォーカスパラメータを維持します。シンボルがリーダの視野と読み取り範囲内に表示されている限り、シンボルデータがデコードされ、シンボル情報が繰り返し送信されます。

 

注:この機能は、外部ストロボ照明を使用している場合は機能しません。外部ストロボを使用する場合は、この機能をオフにする必要があります。

 

 

 

自動測光オフ

自動測光をオフにします。

 

 

 

オートフォーカスオン

オートフォーカスをオンにします。オートフォーカスをオンにすると、セットアップインタフェース取得セクションで定義されたカメラのオートフォーカス設定が、画像に適用されます。

 

 

 

オートフォーカスオフ

オートフォーカスをオフにします。

 

 

 

ティーチング

シンボルキャリブレーションを完全に実行して、最良のフォーカス露光時間ゲインを見つけ、デコードされたターゲットシンボルに関する関連情報を保存して、同様なシンボルに対するデコードをより簡単にします。

 

下の例では、ティーチング操作時に、パラメータ範囲を決定...ティーチング完了メッセージが表示されています。

 

注意:画像が処理されると、ティーチング操作によって、システムが最適化されなくなりますが、ティーチング操作後に再度システムを最適化することができます。

 

 

 

 

 

注意:ティーチングボタンは、読み取りサイクルシンボル1個のみを検索するよう設定されている場合にのみ、デバイスコントロール ツールバーに表示されます。

 

 

 

 

 

最適化

ターゲットシンボルの関連情報を保存して、その後処理されるシンボルの処理速度を速め、処理の一貫性を向上させます。

 

リーダには、最適化されていない、最適化中、最適化されたの3 つの最適化状態があります。

 

非最適化状態のリーダで最適化ボタンをクリックすると、リーダは、シンボルがデコードされるか最適化ボタンを再度クリックして最適化状態を解除するまで、最適化状態になっています。最適化状態中にシンボルがデコードされると、リーダは最適化状態になります。  

 

注意:ティーチング操作(上記参照)によってシンボルの読み取り能力が影響を受けることがあるので、画像が処理されるとシステムの最適化が解除されます。ティーチング操作後に再度システムを最適化することができます。

 

 

画像コントロール ツールバー

画像を画面に合わせる

取得した画像を画像エリアウィンドウにフィットさせます。

 

 
拡大

取得した画像の選択エリアを拡大します。

 

 
縮小

取得した画像のサイズを縮小して小さくします。

 

 

注意:マウスで上下にスクロールしても拡大・縮小できます。クリックしてドラッグすると、画像を移動することができます。

 

 

読み取りサイクルで使用される画像をすべて表示する

直近の読み取りサイクルでキャプチャされた画像をすべて表示します。

 

 

 

現在の画像を保存する

パソコン内の任意の場所に、現在キャプチャしている画像を保存できます。